『生きる』漠然としないこの言葉は年若き胚には理解し難き言葉、稀に理解出来たとしても経験が不足し実態感には及ばないでしょう。
生きるは死と隣り合わせ、体力、精神力、生きる力に満ち溢れている若者には、頭で理解出来たとしても遠き言葉。
私にとって生きるとは現在を実感する事、空気を太陽を風を美味しさを体感し生きているのだと悟る事、その体感には精神論は要らずただただ五感で感じる今を確認する事です。
純粋に自分自身の生を感じたその先に、未来があり過去の精算が出来るはず、生きるを足し算引き算で考えるのは愚か、生命は神秘であり自分の意識は自分自身でしか、感じる事が出来ない。
自分自身の人生において後悔があるのなら、今現在読者は過去に生きる人になっている。
考えるは生きるにとって必要不可欠だけれど、考え方を誤っては自分自身を過去に縛ってしまう、多くの方は他者によって不幸に足を踏み入れたと勘違いしがち、自分の人生は自分でしか先に進めない。
人生に残念な出来事があるならば、それを失敗ととらえず経験と置き換えるのが良いと思う、思考の転換は簡単ではないけど先に進むには必要なテクニック。ポジティブ、ネガティブで片付けずに自分に起きた事象を受け入れ先に進むのが最善だと思う。